温暖な気候の南房総には、温州みかん、甘夏、安政柑、柚子、八朔、夏みかんなど多くの柑橘が栽培さています
高齢化に伴い後継者不足、猿などの被害により年々管理が行き届かなくなり収穫する人も減り荒れ果てていくみかん畑
収穫されないまま実が残り、初夏に新しい小さな白い花が咲き新しい実を付ける木
残った実は猿が柵を乗り越え食い散らすか、強風で落ちて朽ちていくか、、、
昔は繁忙期になれば家族だけでなく親戚も交えながら収穫し出荷され
出荷できないものは加工品にしていました
今はその「手」が足りず放置されていく木が増えてきました
取らずに放っとかれ落ちていく里山みかんを約10日かけてピールにしました
1)里山みかんをたわしでよく洗い、ピーラーで皮を薄く剥く
2)剥いた皮を縦三等分に切り、湯こぼす
3)そのまま1日おき、冷めたら水を捨て湯こぼす
4)それを3日繰り返す
5)皮の重量の半分の砂糖を入れ1時間極弱火で煮て、1日おく
6)皮の重量の1/4の砂糖を更にいれて1時間極弱火で煮て、1日おく
7)6、と同じことをする
8)丁寧に鍋から取り、影干しする(約3日)
9)半乾きの時に砂糖をまぶす
程良いほろ苦さと甘さ、そのままおやつや酒のお供に、刻んでヨーグルトに入れたりアイスにかけたりしてお召し上がりください